だいたいのことはひとりでも楽しい

一番大切にしていることは「精神衛生」です。

知り合いの人がzoom配信に出ていた話

こないだ、知っているアクティビストさんが登壇したミーティングの動画をアーカイブで観た。

彼女はほぼ同い年で、自身の仕事の業界でLGBTQsのための活動を行っている。

 

その動画を視聴していたら、左上の枠に知った顔が。。

私が首都圏暮らししていた頃の元カノさんの友だちだった。

 

彼女は、メンタルヘルスで入院していたときに、パートナーと面会できなかったという話をした。

 

私はすごく驚いた。なぜなら、彼女は精神疾患などとは無関係そうな人柄だったから。

いつも楽しいことをしようと試みたり、人を呼んでパーティーをしたりするような人。LGBTQsに関してもアクティブに働きかけたりしていたし、英語は話せるし、仕事はしっかりしているしで、とにかく私からは縁遠い感じがしていた。

 

けれど、そんな陽気に見えて、人知れず心の苦悩があったのだ。

 

性的マイノリティのメンタルヘルスは、マジョリティよりもよくないというデータはよく目にする。

クローゼットの人言わずもがな、オープンな人だってそれはそれでいつも笑っていられるわけではない。

 

性的マイノリティが故の体調不良かどうかはわからない。

でも、少なからずこのアイデンティティの影響はあるのではないかと思う。

 

こんなことを書いているうちに、さっきタイピングしていた曲の歌詞が思い浮かんだ。

 

 

櫻坂46「思ったよりも寂しくない」

 

” 陽だまりを いつも 探したって そう あまり 意味はないよ

 

だって太陽は動いてるんだ 好きな方に向かって ただ 生きよう ”

 

 

いつも陽が当たっているとは限らない。

人からそう見えていたとしても。

 

ただ、これは言いたいことだが、メンタル不調は自然なことなんだということ。

 

うつ病は「こころの骨折」などと言うけど、心のケガであること。

 

すり傷くらいかもしれないし、結構深い傷かもしれない。

 

あまりそれにあたふたせずに、傷が治るには時間がかかること。

 

あせらず、そう「ただ 生きよう」だと思う。

 

 

大事なことをもう一つ。

 

その動画配信で分かったこと。

そうした、同性のパートナーは親族と認定されないがために、病院から面会を拒否してもいい、病院側が許可しない、という規定はどこにもないらしい。

ということは、違う法律にそう書かれているのだろうか。

どこがこの縛りを決めているのか。

 

この問題は、多くの同性カップルが実際に直面していることのようだ。

頭が硬すぎるし、何を怖がって、何を守ろうとしているんだろう。