だいたいのことはひとりでも楽しい

一番大切にしていることは「精神衛生」です。

猫保護〜譲渡までの記録【突然の捕獲から里親探しネット掲載まで】

母の心が折れ、私との間もギクシャクしながらも、猫たちはうちにごはんを求めて玄関前へやってきました。

そりゃあ、くれるのが当たり前だと思っちゃうよね。

 

「なんで急に無視するの?」「冷たくするの?」

と思ってたでしょう。

きっと、空腹が増すにつれ、鳴き声も大きくなってきていたでしょう。

勝手な人間でごめんね。。

 

そんな心苦しい日々を6日ほどやり過ごしていたある日の朝、

突然、母が玄関から、2階の部屋で寝ている私を呼びました。

玄関へ行くと、キャリーに入った母猫と、玄関でチュールか何かを食べている子猫2匹がいました。

 

え!? やったの?

 

そして、子猫は家の中へ逃げまくりましたが、なんとか首根っこを捕まえてキャリーへ。

キャリーケースも人にあげたと思っていたので、まだあることにも驚きました。

母は、実は内心では計画していたようです。

今日は「やれる」かもしれないと。。やるなぁ、母73歳!

 

その日のうちに、母が動物病院へ3匹を連れて行き、母ネコは避妊手術のために1泊してもらいました。

そして子猫はどちらも生後約2ヶ月のメスでした。

 

さっそく、里親募集のチラシを作り、次の日に動物病院内で貼ってもらうことにしました。

しかし、子猫はまだしも、大人の猫はなかなか里親を見つけるのは大変ですよ、と病院側。

子猫は、母の知人関係で引き取り手が見つかる可能性が高かったため、チラシは母猫のみにしていました。

 

しかし、そう言われても私は、

 

こんなにかわいいし、品のあるシャム猫ちゃんなんだから、いつかきっと見つかるはず。

 

と、どんと構えていたので不安になることはありませんでしたが、

やはり、近隣のみの口コミなどで探すのには限界があるとは思っていました。

 

そして、ネットは最終手段。

知らない人への譲渡には、このネット時代でもやはり不安がつきまといました。

 

しかし、近隣とネット、どちらにも手を広げる必要を感じ始め、母と相談してネットの某ペットサイトで募集をかけてみることにしました。

 

里親募集の画像は、初めて私に近寄ってきた時、急いでスマホで撮ったものをトップに。

飼育放棄で元飼い主が置いて行ったこと、人懐こくて人にも抵抗なく擦り寄ってくることなどを書き添えました。

 

 

【つづく】