妙に静かな曇りの日曜日
先週から働き始めました。
運転歴浅い私にとっては毎日がドライブみたいな片道35分の職場です。職歴を買われて、募集されていた職種ではないオペレーターの仕事になったんですが、そんなに自信がある仕事じゃないので、気持ちはほぼ1から始めるという心意気で始めの5日間を過ごしました。なんだかまだまだおぼつかないし、知ってるようで知らないところもあるし、居場所が定まらない感じですが、ぼちぼちやってけるかなと感じています。
そんな仕事始まりのぼやけた気分のせいか、今日の日曜日は朝からなんだか鬱々とした気分だった(ここから文体変えます。)
白い曇り空、寒さ、静けさ。
水中から水面へギリギリ顔を出せない。
浮び上らない。
外へ出てバードウォッチングする。
家々が建ち並んでいるニュータウン。でもすごく静か。
思えば、こんな日曜日も、これまであったような気がするが、どうも、どんよりが 重たい。
ふと、もしかしたら、震災から5年経ったからテレビとかの特番を観て、人々は精神をダウンしているのかも知れない、と思った。
5年前は、今の状態どころではなく、心をどこに落ち着かせればいいのか、直接被災していなくても、しばらく不安定だった。
日本中の人々が、どうしたらいいのか分からず、そんな精神状態だったのではないか。
北欧やイギリスは曇りの日が多く、冬の日照時間が短いから、うつ病患者が多いとどこかで聞いた。こんな毎日だったら、日曜日までもこんな休日だったら、本当にそうなるのも無理はない、と今日は身にしみて感じた。
仕事が始まったこの5日間、青空なんてほとんど見てない。まだ職場にも慣れてないのに、天気までこんなんじゃ、気分が上がらないよ。鬱々とした気分で出勤したくはないな。
こんなに春、晴れの日を待ち望むのは初めてかも知れない。
心が不安定な時期なんだ。
せめて、青空を。