だいたいのことはひとりでも楽しい

一番大切にしていることは「精神衛生」です。

手術・入院日誌 2 〜内外痔核〜

9X日、手術を依頼。11月中に手術を希望。それに伴う検査が10月に。

 

10X日、手術前検査。まずは心電図。さっと終わらせ、採血。そして最後にレントゲン。

10日、手術前検査2次。大腸検査。

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大腸検査前日の検査食。おいしかった。

5時に起きて、「モビプレップ」を製造。製造とはいえ、水を指定の線まで入れて粉を溶かすのです。2リットルの液体ができたら、そのモビプレップコップ2杯を飲むにつきコップ1杯の水道水を飲む、という行為をモビプレップがなくなるまでひたすら繰り返します。

私の舌にとって、このモビプレップが、まあしょっぱいのなんの!ポカリみたいな味、とどこかに書かれていたけれど、私には食塩水の濃い味にしか感じませんでした。一口が辛かった。。2杯のモビプレップ+コップ1杯の水道水の直後あたりに、最初の便意が。というか、実は便意のコンマ1秒前くらいに、べっと一段目が出てしまいました。これにはビックリ。前日に朝昼晩を検査食のみにしていたので、これくらいで済んだものの、普通に食べていたら、もっと悲惨だったと思った。

そして、腸管洗浄ってばまさに戦場。我慢していた尿のごとく、勢いよく出ます。便というよりも「モビプレップ自体」が勢いよく押し出される感じ。この洗浄剤は、腸で吸収されない薬品らしく、飲んだら飲んだ分だけ出るんですね。あまりの勢いに、尿なのか便なのかわからないくらい。

飲めば飲むほど、透き通っていく排泄液。目標は透明な液体です。黄色がかってしまうのは、やっぱり体を通ってきてるからでしょう。とりあえず、途中、コロンとした便が2回くらいみられたものの、ほぼ透明で混じり気のない液体になり、モビプレップも終了。ほんとしょっぱかった!舌がヒリヒリするくらいでした。急性の高血圧になりそうなくらいにしょっぱかった。付け加えて微熱も。空っぽになった大腸でいざ病院へ。

 

受付をし、ぐったりした体で待合の席でボーッとしていた。なんだか、いろいろ本読んだりなんだりしようと思っていても、なぜか病院の待合室に座っているとぼーっとしてしまいませんか?付いているテレビをボーっと眺めたり、ブックラックに置かれた大して興味のない古い雑誌をパラパラめくってみたりして。頭の中がこの後のことを想像していっぱいなんだろうね。

 

そして、いざ大腸検査。その前に、注意事項があります!メイク、コンタクトレンズ、ネイルは禁止。検査室に入り、穴の開いた紙パンツを渡され、それを履いたら検査台へ。痛み止めの点滴を入れられて、しばらくしたら始まりました。まずは横向きの状態から入り、ある程度まで入ったら今度は仰向けになり、膝を立て、右足を左足に引っ掛けて更に入ります。そして、水分が入ったり、空気が入ったりでコテンパンにやられました。痛みというより、苦しい感じ。そして、この入った空気はオナラとして出るの?上からゲップですか?という心配や、とにかく「地獄」。この地獄早く終われー!!とずっと祈りながら耐えました。管が入っていた時間は、おそらく1015分程度だったとは思うけれど、もっと長くも感じた内視鏡による大腸検査でした。