だいたいのことはひとりでも楽しい

一番大切にしていることは「精神衛生」です。

手術・入院日誌 1 〜内外痔核〜

急に病気ブログになってしまいました。

2年以上放置していたけれど、他の、特に女性患者さんの参考になればと思って、このはてなブログを借りて、記録を残すことにしました。

私が手術前に、他の患者さんのいろいろなブログを読ませてもらって、こういう生の声がすごく役に立つなと思ったからです。

以下、初診の話から始めます。

 

8X日、初診。手術が必要との診断。入院などあるため、会社やご家族とお話し合いしてください、と言われる。

初診といっても、私の痔は自覚済み。ちょうど2年くらい前、前の会社に勤めていた時に、これはまずいと思ったことがあった。

 

早番と遅番の交替制になって1年が経たないくらいの頃だった。それ以前から毎日下痢か軟便になっていた。その度に肛門はヒリヒリ。柔らかめのトイレットペーパーにしたり、介護用おしりふきを使ったりしていたが、たまに出血していた。この「たまに、」というのがくせ者。その時で収まってしまえば、とりあえずナプキンを敷いておけばなんとかなる。そうして、「たまの」出血の量も増えていった。

今日はたまたま多めだったな、という日もあったが、出血がずっと続くわけではないので放置。

そして、約2年前に「出勤したらズボンが真っ赤事件」が起きた。遅番だったので、お昼ご飯を食べて、その後排便。その時は痛くもなく、普通に車で25分ほどの職場へ出勤。ちょっとお尻が冷たい(これ以前にもお尻が濡れてる感があって、トイレに行ったら出血してたということがあった)なと、トイレに行くとパンツもズボンも真っ赤!ズボンは紺色だったので、真っ赤というよりも濡れた真っ黒な色になっていた。その会社は上も下も制服だったので、ひとまずパンツに染み込んだ血液をトイレットペーパーに染み込ませて水分を取り、制服のズボンを履いた。普通に椅子に座ったら、パンツからの血液が制服のズボンに染み出してきそう。椅子の上にひざ掛けを敷いてその上に座ってなんとかしのぎ、職場の先輩にもそのことをバラしつつ、とりあえず遅番は出勤者が少ないからと、ひとまず終業した。

そんなことがあったのに、「肛門科」へは罹らず、下痢の原因を探るため「胃腸科」への受診をしていた。軟膏を処方されてはいたが、出血のたびに塗るだけで、ひどくなっていく「いぼ痔」を止めることはなかった。腫れてるだけ、そのうち腫れは引くだろう、そう思っていた。