だいたいのことはひとりでも楽しい

一番大切にしていることは「精神衛生」です。

動画編集を始めた話

前職で職場に行けなくなった頃、動画クリエーターのオンライン講座の真っ最中だった。

 

これからしばらく仕事に就けないかもしれない。

 

精神的にやられて潰れそうなところで、在宅ワークをもっと増やしていけば収入になって、毎日頑張ればフリーランスとして勤めに出なくても生きていけるかもと考えた。

 

いつも利用しているクラウドワークスで、「未経験」、「初心者OK」の動画編集者募集をチェック。

 

ひとまず、これならできそうかも、と思った案件に応募した。

 

動画編集の募集はたくさんあるが、内容はさまざま。

 

初めて動画編集で応募した案件は、教育系でガチャガチャしていないもの。

いわゆる画面に向かってしゃべっているユーチューバーや、複雑な動きのあるアニメキャラ系、衝撃映像系は苦手だ。

 

編集中は繰り返しその動画素材を観なければならないので、気持ち悪くなるような映像や声のもの、つまり私が視聴者としても観たくないようなものには応募しないと決めている。

初心者だけど、継続する仕事となると、ちゃんと選ばないと。

 

逆にやりたい案件は、まずは社会に役に立つもの。

お笑いや教育、社会に訴えるもの、動物、心理、自己啓発系など。

ほんと言うと、ミュージックビデオが好き。30秒CMなんかも挑戦したいところだ。

 

 

さて、その初めての案件は、今も続いていて(現在は先方側の編集内容の見直し中で1ヶ月くらい停滞中)、これまでの報酬はトータルで1万円行かないくらい。

1本1,500円税抜で、2ヶ月で6本納品したからそれくらいか。

 

もう1件お仕事をいただいたとしても、相場は1本あたり1,000〜1,500円なので、週に2,3本頑張ったとしても月2万円行かない計算。時間がかかわる割に単価が安い。

 

かと言って、1本1万円の案件があったとしても、もっとベテランの編集者が案件獲得していくだろうからキツイ。

 

あるユーチューバーは、「動画編集で月5万円稼いだら成功者だ」と言っていた。

ある別のユーチューバーは、「動画編集で10万稼ぐのは簡単だ」と言っていた。

 

振り回されすぎ?

 

また、案件に応募してもテスト編集で断られたり、「今回はご期待に添えない」と断られることもある。

案件獲得を目的とすると、低単価で、他の応募者が少ないものを選ぶこともあるから、余計に収入としては少ない。

 

 

動画編集は楽しい。出来上がったものは自己満足であっても、誰も観ることはなくても楽しい。

ずっと続けたいが、お金にならなければ、定職に就いてお金を稼ぐ方がよっぽど安定した収入を得られる。

 

しかし、定職に就けば、編集の時間はあまり確保できない。

 

「趣味を兼ねた副業」止まりかなと、現時点では考えている。