5ヶ月の空白を振り返る(3)
ジャブを受け続けていると、やはり肉体にはその衝撃がだんだんアザとなって出てくる。
ノックアウトは突然きた。
実際のところ、それまで精神的には結構キツかったのかもしれない。
それを母に話したり、友人に話したりして溜め込まないようにはしていたのだが、土日の休みの日も月曜日が来ることに気が重だるく、楽しむとかリラックスの時間を満喫できていなかった。
(そういえば、入って3週間目くらいの頃、歯茎が腫れて、歯ブラシも当てにくくなっていたっけな。これはストレスが原因だと分かっていたから、歯医者などには行かず、薬用の歯磨き粉で難を凌いだ。その頃は、まだ慣れない職場と人間関係だから、時間が解決すると思っていたのでとにかく、時間の経過を待ってたっけね・・。)
その日常の反動からか、年末年始の休み中にハマったものがあった。
「ぼる塾」。
彼女らのマイペースさ加減といい、たんたんと雑談をしながら何かを食べているYouTubeの動画は、かなり私の心を潤した。
毎晩のように、缶チューハイを飲みながら彼女らの動画を見て、いわゆる”癒され”ていた。
彼女たちみたいな人たちが職場の仲間だったら・・・
職場の人を選ぶことはできない。
あたりまえだけど、バラバラの人間がたまたま集まってるだけのことだから、
気が合わないのは当然。
そんな、1、2月を過ごしていた。